ラヴェンナの初期キリスト教建築物群は

ラヴェンナの初期キリスト教建築群は、イタリアのラヴェンナにあるユネスコの世界遺産登録物件名。

登録は1995年。

5世紀初頭から6世紀末に建設された初期キリスト教の聖堂・礼拝堂を対象とする。

ラヴェンナは、西ゴート族による410年のローマ侵略の後、西ローマ帝国、そして東ゴート王国の首都、さらには東ゴート王国を滅ぼした東ローマ帝国が総督府を置いてイタリア統治の拠点にした都市である。

ホノリウスが、ミラノから防衛の容易なこの街にやってきた時には、すでに良港クラッシスを要する交易都市として栄えており、751年まで西の首都であり続けた。

今日残る聖堂や礼拝堂は、この繁栄の時代に西ローマ帝国の皇妹皇母ガッラ・プラキディア、東ゴート王国の王テオドリック、東ローマ帝国・ユスティニアヌス1世時代のラヴェンナ司教マクシミアヌスの活動によって建設されたものである。

750年までに、この街には60以上の聖堂が建設されていたことが伝えられる。

しかし、8世紀末になると、ラヴェンナは政治的重要性を失い、急速に衰退した。
update:2010年07月22日