パーム油(パームゆ、英:Palmoil)とは

パーム油(パームゆ、英:Palmoil)は、アブラヤシの果実から得られる植物油の一つ。通常はギニアアブラヤシから得られるものである。食用油とするほか、マーガリン、ショートニング、石鹸の原料として利用されている。近年では、バイオディーゼル燃料としての利用も進められている。2007年現在、世界で最も生産されている植物油である。なお、同じアブラヤシから得られるものとしてパーム核油があるが、パーム油が果肉から得られるのに対し、パーム核油は種子から得られるものである。組成が異なるため、性質も異なるので、混同しないよう注意が必要である。オレンジ色をした常温で固体の油脂で、独特の芳香と甘味を持つ。主な成分はパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸で、その他ステアリン酸、ミリスチン酸が含まれている。植物油では珍しく常温で固体だが、これは飽和脂肪酸であるパルミチン酸を多く含むためで、組成全体としては牛脂に近い。パーム油のオレンジ色はβ-カロテンに由来し、未精製のパーム油にはβ-カロテンが豊富に含まれるが、精製段階で失われ、色が白色になる。
update:2009年09月13日